ダクト製作素材
亜鉛鉄板
亜鉛鉄板です。通常のダクト製作は、この亜鉛鉄板でされています。
弊社で、90%以上がこの材料を使用しています。
ステンレス鋼板
ステンレス鋼板です。非常に錆びにくい材料です。
ただし、亜鉛鉄板にくらべて価格は高価なものとなります。
ステンレス鋼板にも、様々な種類がありますが、主に使用しているのは、SUS304材です。
他にも、SUS430材やSUS315材を使用することもあります。
ガルバニウム鋼板
ガルバニウム鋼板です。亜鉛鉄板にアルミニウムを加えて加工されています。
亜鉛鉄板に比べて、防蝕性能が高い材料です。
屋外のダクト等に用いられる事が多いです。
スーパーダイマ鋼板
スーパーダイマ鋼板です。亜鉛鉄板に、アルミニウムとマグネシウムを加えて加工してあります。
ガルバニウム鋼板に増して、防食性能が高いです。
中部国際空港の建設当時によく用いられ、広く普及致しました。
弊社でも、ガルバニウム鋼板よりも使用される頻度が高いです。
主に屋外のダクト、湿気の高い場所等に使用致します。
亜鉛鉄板で施工する際よりも、少し割高ではありますが、ステンレス鋼板で施工するよりも、かなり価格を抑えて施工することができます。
両面塩ビコーティング鋼板
両面エンビコーティング鋼板です。亜鉛鉄板に、塩ビコーティングが施されています。
主に浴室等の湿気の高い場所や、薬品等を使用する局所排気ダクト等に使用します。
材料は、亜鉛鉄板に比べて割高ですが、両面塩ビコーティング鋼板は、ダクト製作の過程において、プラズマ切断機の加工ができないため、加工コストがかかるのが難点です。
片面塩ビコーティング鋼板
片面塩ビコーティング鋼板です。亜鉛鉄板の片面に、塩ビコーティングが施されています。
両面塩ビコーティング鋼板は、プラズマ切断機が使用できませんが、片面塩ビコーティング鋼板は、片面が亜鉛鉄板のため、プラズマ切断機が使用できるため、通常のダクト加工と同じように製作が可能です。
ただ、内側か外側のどちらかにしか塩ビコーティングができないため、使用する用途に応じて加工も調整致します。
ボンデ鋼板
ボンデ鋼板です。鉄板に電気メッキを施してある材料です。
弊社では、主に1.6tダクトを製作する際に使用致します。