ダクト加工設備
プラズマ切断機
深川製作所製のプラズマ切断機です。平成28年6月13日導入。
フカガワさん曰く、全国初のWindows10でのプラズマ切断機の導入だそうです。そしてwi-fiを使用してのデータ通信をしていますので、最先端の設備の導入となっています。
ダクト展開数の増加、切断能力の向上、ダクト入力時間の短縮が図られました。
今後、かなりの活躍を期待される機械でございます。
自動定寸装置・コイル台
深川製作所製の自動定寸装置です。平成28年6月13日導入。
サンダクト石浜初の自動定寸装置の導入です。
この機械の導入により、ダクトサイズを入力するだけで定尺直管の切断、共板ミミ切り、リブ出しまで自動で出来るようになり、また今までは材料屋さんへ頼んでいた切板の注文を自社で出来るようになり、コスト削減への期待も高まる機械となっています。
また、コイル台も新しく更新し、今まではコイルの上部より鉄板をレベラーまで送っていたものを、コイル台下部より鉄板を送れるようになり、作業員の負担がかなり減る機械を導入することが出来ました。
先代のコイル台はコイルを押さえる機能が付いていなかったため、すぐにコイルが緩みダブついていましたが、コイル台新設により、しっかりとコイルを押さえられるようになり、コイルの緩みが無くなり鉄板をレベラーへ送るのにも安全に作業できるようになりました。
ハゼ折り機
フカガワ製直管用ボタンパンチハゼ折り機です。
0.5mm~0.8mmの板厚の鉄板加工用と、1.0mm~1.2mmの板厚の鉄板加工用があります。
他にも、ピッツバーグハゼ折り機、立型ボタンパンチハゼ折り機、平ハゼ折り機等があります。
用途に応じて使い分けております。
一般的には、ボタンパンチハゼが一番多いです。
昔の職人は、板を一枚一枚手加工でハゼを折っていました。
こちらもプラズマ切断機同様、ダクト業界の発展に大きな影響を与えました。
曲げ物用ハゼ折り機
曲げ物用ボタンパンチハゼ折り機です。
こちらはシングルハゼ専用です。ピッツバーグハゼ用もあります。
直管用ハゼ折り機同様、薄板用と厚板用のハゼ折り機があります。
共板フランジ成型機
共板フランジ成型機です。
共板フランジ成型機も登場により、ダクト施工の工期短縮・コストパフォーマンスが向上しました。
現在のダクト工事の主流は、この共板フランジ工法です。
Zリブ成型機
Zリブ成型機です。2008年1月に導入しました。
環境に対する配慮と省エネルギーに対する企業努力の一環として、導入致しました。
角ダクトを加工する際、Zリブ成型を行い強度を増すことにより、ダクトの規格に沿った鉄板の板厚を、より薄い板厚の鉄板を使用できるようになりました。
これにより、鉄板の使用量が減り、より多くのダクトを作ることができ、ダクトの軽量化により、現場の作業効率も格段に上がりました。
今後の活躍が、より期待される成型機であります。
板金加工機械
シャーリングマシン
アマダ製シャーリングマシンです。
~3.2mmまでの鉄板の切断を行う機械です。
ほぼ毎日稼働している、働き者の機械です。
ベンディングマシン
長尺用ベンディングマシンです。
8尺・2400mmの長さまでの鉄板の曲げ加工を行う機械です。
ダクト加工において、鉄板の曲げ加工はとても大きな役割がありますので、よく働いてくれる機械であります。
小型ベンディングマシン
小型ベンディングマシンです。曲板機ですね。
主に、小さい鉄板の曲げ加工と、ダンパー類の羽根加工等を行います。
長尺用のベンディングマシンの補助的役割も担っています。
アイアンワーカー
アマダ製アイアンワーカーです。
タレット上に6個の金型が付いていて、アングル・フラットバー等の切断、穴抜き、耳切加工ができます。
ダクトにおいて、アングルフランジは欠かせないものですので、フランジを製作する上で、正確でキレイに仕上げるために精度の高い加工を行ってくれます。